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その病気、年越し心配症候群。

今週ついに御用納めweekに入り、いよいよ「今年も残り少なくなりました」という空気が、私のいる診療所にも流れてきました。

最近は一部の薬剤を除けば、処方日数制限が解除になったこともあり、診療所では11月頃から2ヶ月処方、いわゆる「年末処方」をしていますので、患者さんが年の瀬のただでさえ気忙しいときに、わざわざ「いつもの薬を取りに行く。」ということがないよう、便宜を図っているつもりです。

ですので、話は少々ずれますが、

最近インフルエンザや風邪が猛威を奮わなくなっているのも、この「年末処方」のおかげかなと。大勢の患者さんが、年末に集中して医療機関へかからないことで、人-人感染の機会が減っているのではなかろうか?と思っています。長期処方の副次的効果ではなかろうかと。まあ、なんにしても長期処方出来てヨカッタヨカッタ。

薬局としても、年度末の「棚卸」をするにあたり、在庫を絞らねばなりませんので、年末に多くの患者さんが殺到しないで済む=在庫管理しやすい、ということですので、非常に有難いです、ハイ。

しかあし!折角の長期処方も、「年越し心配症候群」という病気(注:管理人が勝手につけた病名)の方には、一切効果なし。こまった病気でございます。

年末年始=診療所休み=病気になったら困る=予防薬(風邪薬、胃腸薬・・・)もらっとこ、という思考をするのが、病気の特徴。(保険診療上、予防で薬は出せませんよ~)

さらにはこの病気、特効薬が無いのが悩みの種。

休日担当医などお知らせしても効果なし。

慢性疾患をお持ちの方で、この病気が発症すると、さあ大変。

私が知っている人では、12月中に3回来院した方もいます。しかも全て30日処方ですから、結局は3月まで薬が残っちゃうんだけど、そんなにお薬、必要?

私:○○さん、おくすり年末分、十分足りていますよねえ・・・。

○○さん:なんか、不安になっちゃってさ!年末だしね。(あともう一回位来てもいい?的な目線)

こういう時には、この一言しかありません。

私:○○さん、これでお薬、来年まで大丈夫ですから、安心して

よいお年をお迎えください!

年越し心配症候群に対して、唯一効果がありそうなこの一言。

年越しの挨拶しちゃったから行きづらい、という心理作戦を狙い、

12月に入ってからはこのご挨拶を連発、大放出、叩き売り状態で使っております。

この一言治療が効いて、年末最終日に「年越し心配症候群」の患者さんが大挙して押し寄せませんように。

そうだ、これを今年のサンタさんへのお願いごとにしようっと(小さいお願いだなあ)。

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